2006年06月19日

アトピーに効く漢方外用薬

テーマ:漢方・中医学

アトピーで長く苦しんでいる方、特に脱ステや、ステロイド依存で苦しんでいる方の中には、「もうどんなに苦しくてもステロイドだけは使いたくない」という方がいらっしゃいます。

また、天然嗜好というか、合成医薬品ではなく、生薬や漢方薬、ハーブ類といった自然派を好む方も多いようです。

今日はそういったタイプの方に、アトピーに効く漢方塗り薬として広く知られているものをご紹介します。


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まず、一番有名なのが

1)紫雲膏(しうんこう)です。

この軟膏の成分内訳は、

・トウキ
・シコン
・ゴマ油
・ミツロウ
・ラード

で、文字通り紫色の独特な色をしており、またゴマ油の匂いが少しします。

江戸時代後期に発明され、消炎、鎮痛、止血、殺菌、肉芽形成促進などの作用があります。

トウキ(当帰)はセリ科の植物トウキの根で、保湿作用が強く、化膿しているハレものの排膿を早めて傷口をふさぐ働きがあります。

また、末梢血管拡張作用、BおよびTリンパ球活性化作用、抗腫瘍作用、内因性インターフェロン誘起作用などが明らかにされています。

シコン(紫根)はムラサキ科の植物ムラサキの根で、解毒、解熱、殺菌の効果があり、肉芽の発生を促進し、皮膚真菌に対し、抗菌作用および殺菌作用、炎症作用があります。

これだけ読んだだけでも、アトピーに効果のある理由がはっきりしますね?

特に、脱ステで苦しんでいる方は、この薬を使用している人が多く、またステロイドと違って、もう何百年もの間使われてきた薬ですし副作用の心配もないため、安心して使えます。

思えば、私が子供の頃、家にこの薬が常備してあり、「やけどの薬」として使っていました。

跡になってしまったやけど痕も消えるというので、祖母が必ず送ってきてくれたのがこの薬だったのです。

やけどの効くくらいですから、ぐじゅぐじゅタイプのアトピーにも効きますし、油性の非常にこってりした軟膏ですから、かさかさの乾燥タイプのアトピーにもよく効きます。


次に有名なのが

2)太乙膏(タイツコウ)です。

この薬の成分内訳は

当帰(トウキ)
桂皮(ケイヒ)
大黄(ダイオウ)
芍薬(シャクヤク)
地黄(ジオウ)
玄参(ゲンジン)
白テ(ビャクシ)
ゴマ油
蜜臘(ミツロウ)


またもやトウキが入っていますね!

このトウキという生薬は、手作り漢方入浴剤でも紹介したとおり、本当にアトピーに適した薬なんですね。

この太乙膏(たいおつこう)は、紫雲膏(しうんこう)よりさらに古く、1000年前にさかのぼり、中国の宋の時代の薬物書「太平恵民和剤局方」に記載されていると言われています。


ここでひとつ重要なポイントは、

紫雲膏(しうんこう)にしろ、太乙膏(たいおつこう)にしろ、塗る前に必ず患部を殺菌してから塗布する。


ということです。

どちらも、かなりこってりした油性軟膏なので、一度塗ってしまうと、その上から殺菌しようとしても弾かれてしまいます。

つまり、細菌・ばい菌がうじゃうじゃいるアトピー患部へそのまま塗ってしまうと、かえって細菌を繁殖させる結果にもなりかねないのです。
(軟膏が、培地となってしまうわけです)


ですから必ず、殺菌後に塗るようにしましょう。


私は、あまり油性の保湿剤は好きではなかったのと、殺菌・保湿を繰り返して脱ステ、脱アトピーをしたので、これらの生薬軟膏ではなく、木酢ジェルを愛用していました。

すでに木酢ジェル・木酢クリームを試したことのある方は、↓

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posted by コニー at 08:00| Comment(6) | TrackBack(3) | 漢方・中医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コニーさん、こんばんは。先日は早速の返事ありがとうございます。
あれからすぐにマキロン消毒を続けています。すごいですね〜、マキロン!使い始めて3日目に悪化したものの(原因分からず・・・)、痒みも赤みもだいぶ引いてきました。あと一歩ってところです。ま、20数年悩まされたアトピーを数週間で完治させようというほうがムシのいい話しですよね。ストレスをためないようにマイペースで体質改善していきたいと思います。
私も油べとべとの保湿剤は苦手なので、今度は木酢ジェルに挑戦してみようかと思います。
Posted by 恋羽 at 2006年06月19日 19:46
こんにちは♪毎回ためになります。携帯でみてるので木酢ジェルの詳細が見れませんでした。前から気になってたので値段と入ってる成分とどこで買えるかとか教えて下さい!

Posted by きゅ―ぴ― at 2006年06月20日 12:00
■恋羽さん
こんばんわー。
マキロンで痒みも赤みも引いてきましたか!
でも、マキロンは肌を治すだけで、アトピー体質は治せませんから、食事や冷え、アレルゲン対策なんかもきっちり頑張ってくださいね。
恋羽さんも、油べとべと苦手ですかー(笑)
肌質、似てるのかもしれませんね。

■きゅーぴーさん
あらら、このブログを携帯で見られるなんて知りませんでしたー。
うーん、木酢ジェルは「炭倶楽部」というサイトで買えます。携帯サイトはココです。
http://www.kjsystem.net/sumiclub/i/
値段はね、最初のいろいろ入ったお試しセットが1500円です。木酢ジェルが肌に合うようなら、引き続きそれだけ、買えます。お試しセットには、木酢クリームは、木酢石けん、木酢液そのもの等、6点も入ってますよ。
Posted by コニー at 2006年06月20日 21:27
はじめまして、masaです。
ためになるブログですえ。
これからも訪問させていただきます。
Posted by masa at 2006年06月22日 08:56
こんにちは。
私もべとつく保湿剤はかえってかゆくなったりします。邪道かもしれませんが、痒みを抑えるために、ムヒとかオイラックスを使っちゃいます。
ちょっと木酢ジェル気になりました☆
Posted by あや at 2006年06月22日 10:16
■masaさん
こんにちは、コメントありがとうございます。
masaさんのサイトも健康のためになりますね♪

■あやさん
痒みを抑えるためにムヒやオイラックス使うのは、全く邪道じゃありませんよ!
むしろ正統です(笑)
木酢ジェルは、さっぱりしているのにしっとりつるつるして、どんどん重ね塗りしてもべとつかないのでオススメですよ。
Posted by コニー at 2006年06月23日 16:33
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